獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201011-20

Re6:うさぎの腎臓病予防について
投稿日 2010年11月21日(日)09時29分 投稿者 じゅりあ

チーママ様、プロキオン様
丁寧で暖かいお言葉や説明をありがとうございました。

火曜日から本日までネットが出来ない状態で、いただいたアドバイスを拝見するのが遅くなってしまいました;
申し訳ありませんでした;

お二人のお話をお聞きして、「検査数値にとらわれずに、でもそれをふまえて参考にした上で、きちんとうさぎさん本人の病状を把握して治療する事が大事」と改めて実感いたしました。


チーママ様
うちの子の禿げはピンク色で薄毛が生えかけてのものではなく、傷はなかったものの毛細血管が赤く見て取れる痛々しい外見のものでした^^;
でもストレスからの禿げと考えるより、季節柄のもの、と考えて「つらかったけど頑張ったね。」と、頑張っていてくれた事を褒めてあげようと思います。
優しい励ましをありがとうございました^^




プロキオン様
ずっと病院の先生方に「この数値だとこんな状態の「はず」だから」と言われ、「そんなに悪く見えないのに;?」と疑問に感じていた数値的な疑問について、とてもわかりやすく明快な説明をしていただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。

>老猫の多くは、慢性化した腎不全をもっています。その時点で検査数値にかかわらず、転機は定まっています。慢性腎不全は治癒することはありませんから、言うなれば、生存率は0%です。

とのご説明に、「それを考えるなら生きている者全て、生存率なんて0%だよね; いずれみんな必ず死ぬんだもの」と、別のところでとても納得しました^^;
確かに数値から見える検査の結果は治療には重要ですが、個々のうさぎさん自体を診て同じ数値であっても先生が診て取る病状は変わるのが当たり前で、そう思えば「この数値ならこんな病状」と一概には決めつけられないですよね。


>まず、ウサギ自身を診ることがあって、しかる後に客観的な数値で病状とその推移を把握することです。数値は、レベルを誰にでもわかるように置き換えているだけのことにすぎないのですから。

とお聞きして、通院していて「数値の事ばかりでうちの子の様子、ちゃんと診て治療してくれているのかしら;」と感じていた疑問がずっとあったもので、とても納得でき、また「もう少し早く、セカンドオピニオンなどで他の先生に診ていただけば良かった」と後悔しきりです;


うちの子が亡くなってしまった今となっては、実際にあの子の病状が病院の先生がおっしゃっていたほど一刻を争う状態だったのか、それとも家で私たち飼い主が見ていたようにそんなに危なくはなかったのか分からないですが、でももし今後今回と同じような事があった時は、病院での説明を鵜呑みにせず、納得が行くまできちんと先生と治療について話し合い&セカンドオピニオンなども考えて、後に今回のような後悔や疑問が残らないようにしたいと思います。

そして腎臓病もそうですが、他の病気などにもならないようにいろいろ勉強して、長く一緒にいられるように工夫をしてあげられればと思います。




チーママ様がおっしゃって下さるように、お月様に帰ってしまった子が「ここのおうちに来て良かった」と思ってくれていると良いなと思います。



本当にありがとうございました^^


◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。