意見交換掲示板過去発言No.0000-201011-5
Re2:ウサギの安楽死 |
投稿日 2010年11月8日(月)14時58分 投稿者 トニー
プロキオン様 詳しくご説明いただきまして、本当に有難うございます。 こちらはオーストラリアでまさに寒かった気候が夏にむけて暖かくなる時期です。 毛もいつもより多く抜けていたのでしょう。 あのこにとっては4度目の夏で、タフなウサギだから大丈夫だと、愚かにも信じ込んでいました。本当に申し訳ないことをしました。 プロキオン様のお返事を拝見して、その時の獣医の様子を思い起こせば、おっしゃるとおりで手術が成功するしないのことを心配してこういうケースはなるべく安楽死の方へ促すように経営者側から言われているのだな、と感じました。 それから、私が常々思うことは、この国ではウサギやモルモットは幼子の為の動くおもちゃでしかないと言う事です。こわれちゃったら又新しいのを、と言う感は否めません (レントゲンの前に、150ドルもかかっちゃうけどそれでも本当に撮りたい?と言うニュアンスがありました)。余談ですが、現に私はウサギたちを文字通りの二束三文で購入しました。1羽20ドルだけど2羽なら30ドルでいいよと言われました。 もしも、手術等によって又すっかり元気になった例もいくつかあるということでしたら、そしてもしも過去に戻れ尚且つ日本のように治療をすすめて下さる方がいらっしゃったなら、時代遅れでも何でも、医療の力に頼る選択をしたと思います。この3日間、後悔と罪悪感にさいなまれ、悲嘆にくれて仕事も何も手につきません。泣きはらした顔で外出も出来ません。 何よりも、ドア越しに聞こえてきたあのこの最後の叫びはとても忘れられるものではありません。 もしよろしかったら私がいくつか疑問に思うことについてプロキオン様のお考えをお聞きしてもいいでしょうか。 眠ったようにそのまま逝くとは、ウサギが何の痛みも感じることなく、ましてや恐怖と苦痛以外の何物でもないような鳴き声をあげる事は含まれていないと言う意味であるのか? ”安楽死”が行われる部屋に我々飼い主も居ていいかと言う問いに(「ガスを使うから。。。」という短い説明で)拒絶した獣医(クリニック)の理由は何であったか? 本当にガスは使われたのか? そして、最後に、もしプロキオン様ご自身でいらっしゃったならうちのウサギに対して何かの処置をする可能性はゼロでは無かったかもしれないと思われますか? どんなに悔いても嘆いても、私とウサギにとっては後の祭りですが、「毛球症」そして「安楽死」等の検索語でここにたどり着くかわいそうなウサギと気の毒なその飼い主の方たちの為に、もしお答え頂けたら幸いでございます。 この掲示板を利用させて頂いたのは初めてでよく心得ておりませんが、もしもプロキオン様をご指名するかのような書き方がルール違反でないことを願います。 重ね重ね、有難うございました。 加えて、私は担当した獣医やそのクリニックに対する苦情、ましてや訴訟など毛頭考えておりません(うさぎの死に合意したとサインをしております)。
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