私も現地の先生方の安否が気にかかります。現地の獣医師会と連絡がとれないと、日本獣医師会や日本小動物獣医師会も現地へ支援の送り先が定まりません。
また、被災動物の受け入れ先となる「緊急災害時動物救援本部」の立ち上げも遅れてしまいかねません。
けれども、今は被害の全容もわかっておりません。あまりに被災地も広範囲に亘っているために、どこで何がおきているすら把握できかねています。今は、まず被災地の住民の方々の無事を祈るしかありません。
被災地の獣医師の先生方にしても、北里大学や岩手大学等に何かしらの連絡をいれていただいて、そちらからでも連絡がとれないものかと思います。

追伸：この掲示板をご覧の飼い主の皆様へ
　　　阪神淡路の大震災やその後の災害を教訓として、「緊急災害時動物救援本部」がつくられるようになっております。この組織は、動物関係の諸団体が力をあわせて被災動物の救護にあたる組織であり、獣医師会も参加しております。
神戸の地震の際にも、繁殖に用いる事が可能な種雄や繁殖用雌を入手しようとして、連絡をとってくる者達がおり、シェルター運営の妨げとなった事が報告されています。一時預かりの約束であっても、復興後に飼育動物と再び会うことができる保証はありません。
そのような目的で動物を入手しようとするものにとっては、このような混乱のときほど都合の良いときはないのです。
緊急時であるからこそ、被災動物の預かり先には注意するようにお願いします。