意見交換掲示板過去発言No.0000-201108-5
Re:保健所について |
投稿日 2011年8月14日(日)05時00分 投稿者 パールちゃん
> センターで殺処分される猫はほとんどが野良猫ですよね? 原則、保健所は猫の捕獲はしないので、殺処分される猫はほぼすべて住民が保健所に持っていった猫です。自分ちの猫が産んでしまった仔猫を持ち込むのが数の割合からはいちばん多いです。つまり、飼い猫の子どもです。猫を飼っている人が避妊・去勢手術を自分ちの猫にすれば、猫の殺処分数は飛躍的に減ります。 まだ数は少ないですが自治体のなかには、センターに住民が持ち込んだ猫に避妊・去勢手術をし、貰い手探しをしているところもあります。ですが、虐待目的でもらっていこうとする人や、短期間だけ飼ったあと捨ててしまうような人もいるのが現実で、その猫がきちんと飼われているか猫が寿命を迎えて死ぬまでずっとセンターがその家庭をチェックするわけにいきません。もらってもらうのはいいことだが、はたして大丈夫なのかとなると、安心はなかなかできません。 TNRにしても、センターで避妊・去勢手術をしてから放すとして、その猫の食べ物・排泄物・寝場所を一生にわたり面倒を見るボランティアが必要です。増えなければいいだけだから、手術して放して、あとは自分で餌をあさって生きていけというわけにはいかないでしょう。また、センターに入るすべての猫をTNRの対象にするわけにいかないので、選別はどうするかで新たな問題が発生します。感染症蔓延の問題もあります。猫白血病の子をTNRすると地域にウィルスを広げてしまいます。 命を助けるという行為の裏には、慎重に考えなければいけないことや、助けた命への責任を果たすことが必要となってくるんですよね。
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