意見交換掲示板過去発言No.0000-201801-26
岐阜の豚コレラ(4) |
投稿日 2018年9月15日(土)10時08分 投稿者 プロキオン
初動防疫が杜撰でボロボロにもかかわらず、急いで終息宣言を出したいという意図が見え見えですね。 近隣住民に対する説明も方向違いで、今後のキャンペーンに言及するのは時期尚早と言えます。畜産業者以外の人間にとっては恐い病気ではないのですから、慌てずに包み隠さずに本当の事を言えば良いのです。自分たちの都合で物を申すので不信がられるのではないでしょうか。 周辺の農場で検査しても異常がないと報告していますが、8月から発生していたことを見逃していた県が実施した検査だということが響いていますね。 そして異常が見られていないと言っているそばから、猪の死体が発見されて豚コレラであったというのでは… ウイルスがどこから来たのかは、とても重要な問題ですね。国は遺伝子の配列から東南アジアを疑っているようなのですが、その場合、昨日今日ということではないはずですから、下手に海外からなどと言わずに国内のどこにでもあるという体制で臨まなくてはならないはずです。 発生養豚場と岐阜県内への豚をはじめとする動物の移入があって、それが持ち込んだと確認できれば良いのですが、そういうわけにもいかないでしょうし、仮にそうであったのなら輸入検疫で見逃したことになってしまいます。 人間の移動に付随してウイルスが侵入してきたのであれば、宮崎の口蹄疫のときのように どこから侵入したのかはあきらかにならないまま終わらざるを得ません。 すでに野生動物にまで感染していたわけですが、発生養豚場からウイルスが外部へ漏出したケースとそれと逆のケースも想定しておく必要もあります。 台湾の狂犬病と同じく何年か前にすでに侵入していて、これが養豚場へ入り込んだというケースです。こちらのケースですと養豚場だけでなく野外にウイルスが広く存在していることになり、面倒な話となります。 かかる状況下でとにかく終息宣言を出したいという姿勢は、不信を募らせるだけですし、次の発生があれば、それみたことかになりかねません。 腰を据えて正面から取り組む姿勢を見せることこそが大切なように思います。
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