災害と動物掲示板過去発言No.0700-201104-29
対岸の火事ではありません |
投稿日 2011年4月4日(月)20時43分 投稿者 通行人
プロキオン 様 一連の書き込みを読ませていただきました。 学術的で研究者としての豊富なご知識は分かりました しかし今回の発生した現実を受け止めておられるのでしょうか? はるか遠方で起きている事じゃないです 現実に日本で起きておる事です。 >行政から原子力発電所周辺のペットについても連れ出さないで この根拠は貴殿は現場で調査したうえでの事ですか、それとも行政の発信の丸のみですか? 専門の知識をお活かしになれ調査のうえ発信されたらいかがでしょうか? >獣医師の仕事は、動物を介しての人間生活への寄与です。人間がなに よりも優先されますし、動物至上主義はとっておりません。 16年前の阪神淡路の大震災の際に被災者達への配慮があったからこそ、その後の雲仙、有珠山、三宅島、新潟等、ペットを連れての避難に理解が進んできているのです。ここへ来て、被災者が後回しとなるようなら、今までの活動を損なうものですし、それがあってはならないと危惧しています。 人命優先は当たり前のことです、発生当時から動物保護中心に誰も動いてない 逆にそのような事がありましたら教えてください。 すでに発生してから3週間も過ぎてます、自分が被害にあいながらも南相馬の個人宅をフォローしながら救援活動をしている方も多くおられます。 まずは現実を見てください。 放射能取扱主任者の派遣依頼の件ですが、国への要請ありがとうございます、でも国が動けないなら次はどうするかお考えでしょうか? 指をくわえてみてるだけでは前に進みませんよ。 今 原発の事故は現実に日本で起きております、救助された人たちにも、動物達にも これから放射線障害が出るかもしれません、でも真に受け止めて今後起こりうる 治療や対策に全力を尽くすのが獣医であり医療ではないでしょうか? 広島や長崎でも多大な被害を受けましたが、それを全力で乗り越えて来たのが日本人です。 >新たな飼い主探しとなった時に、福島の原発周囲の犬であると正直に申告していただけるのでしょうか? 連れ出してきた方達が生涯自宅で飼育してくれたとしても、放射性同位元素を排出しつづけているとしたら、自分1人だけの責任では済みません。 この件ですが、獣医師会では専門のシェルター、タスクフォースを作り管理するとの提案等はないのでしょうか? マイナス的な発想だけでなく、ではどうするのかの考えが見受けられなく、最初から 行政に右にならえですか? プルトニウムは原発敷地内では微量が確認されましたが、他の地区で確認されましたか? このままでは前に進まないし、亡くなられた人や動物達にも申し訳ないです。 今は未曽有の有事です、法律は当然必要ですが 超法規的な行動も必要です、なぜなら意思決定に悠長な時間をかけられません。行政も混乱しており人手も足りません。 理解の上に活動しているボランチア団体も多くおられるようです。 一度現場に入られて補助された動物達や活動されている方を見られたらいかがでしょうか? そのうえで発信された方が説得力は増すと思います。 残念ながら政治家でさえ原発30K以内に入られたのは数えるほどだそうです。 狂犬病の予防接種でお忙しい中 よろしくお願い申し上げます。
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