災害と動物掲示板過去発言No.0700-201107-19
Re3:進歩か逆行か |
投稿日 2011年6月22日(水)11時25分 投稿者 プロキオン
家畜に限らず、犬や猫等の動物もまた人間と共に暮らしていくことが定めと言えるのではないかと考えています。 つまり、飼い主と暮らしてこその動物達です。 今回の震災では、決して動物達を見捨てて飼い主だけが逃げてしまったわけではありません。そこが理解されていないというか、敢えて見ないふりをしていたようなところがあります。 状況を考えれば、私も起こりえたことですし、誰にでも起こりえたことでもあります。 どうも、観念的な「動物の命も大切」という意見が葵の紋所であったり、錦旗であったりしすぎたように気がしています。 災害が突然であり、かつ規模がとても大きかったために、日常的な人と動物の関係が吹き飛ばされてしまったの感があります。冷静に考えれば、「飼い主のもとへ帰す」「飼い主と暮らす」が当たり前のことです。 「飼い主さんを支えていっしょに暮らすことができるように手伝う」が呈示されずに、その先の「新たな飼い主を捜す」に一足飛びに行ってしまうところが、本音が透けてみてとれるように思います。 たしかに、長期化することは各団体にとっては、困難で苦しいことかもしれませんが、「飼い主を支援する」を最初から欠いていて良いのかとは思いますね。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |