災害と動物掲示板 2012年4月2日(月)14時57分

自治体格差や地域の実態にそくして具体的に考えていく必要がありますね。

鳥取県の場合、公設シェルターがありません。
鳥取県の財政は交付金依存度が高く、国の財政そのものが明るい見通しのない今、県の予算頼みの公設シェルター創設は、可能性のない話です。
県内経済界は非常にシビアな認識をもっていて、５年前と違い、いまや目先の公共事業を歓迎する雰囲気はなく、事業を精査し、県民や県財政の負担を勘案する姿勢に変わりつつあります。

公設シェルター創設や改築費用に、環境省が年間１億の補助金（昨年は被災地支援に使われました）を組んでいますが、箱物作りの半額補助に、安易に手は出せない自治体がほとんどでしょう。

動物愛護の予算は、ますます組みにくい時代に入っています。
私は以前から、寄付金公募を鳥取県に勧めてきましたが、尼崎市が始めたようです。
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/iryou/pet/051kihukin.html

自治体が寄付金公募するには法令の縛りがかかるように聞いており、そこいら辺りの詳細は分かりませんが、尼崎方式が広がっていくといいなと思っています。

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