災害と動物掲示板過去発言No.0700-202101-3
Re2:被曝動物と汚染瓦礫の拡散 |
投稿日 2011年11月5日(土)14時05分 投稿者 チッチ
プロキオンさん、回答有難うございました。 ニッケル63というのは放射性同位元素なのですね? それで「生化学検査施設」を整備する過程で「放射線取り扱い主任者免許」有資格者が必要になった。私の居住県でも同じ経緯があったでしょうから、OBの方々とお話する機会があれば詳しく聞いてみます。 ラジウムやラドンが私達の身の回り品にも使われていたように、今も様々な機器にいろんな放射性同位元素が使われているのですね。福島原発事故以降、そういうことも少しずつ知るようになりました。 沖縄の米軍ヘリ墜落事故の時も、事故防止の機器にストロンチウムが使用されていたため、アメリカ軍が先ずやったのが放射線の計測でした。最終的には汚染土壌をはぎ取り基地に持ち帰っていますね。 【この葉から放射性核種の吸収と根からの吸収の画像を比較して見ますと、それぞれの核種による植物体内における分布の相違が一目でわかるわけでして、特定の核種のみについてだけ言及することの意味のなさというか、意図的に過小に評価しようとしているのが見てとれるわけです。 放射性物質という存在は、壊変と言われる分裂を繰り替えして、別の安定な物質に変化するまでは、決してなくなることはありませんので、実技の主眼は、このような事に放射線が利用できるというだけではなく、汚染を受けないための手技や汚染されてしまった際の除染方法とその後の取り扱いに教育的な意図がありました。 ですから、本当に基本中の基本であって、そこをはしょったり、ごまかしたっりしていることが、所謂専門家の慣れや驕りと言えるのではないかと考えています。】 政治的に偏向していない(国策に巻き込まれていない)専門家達は科学者として、プロキオンさんと同じ指摘をしています。 脱原発派の専門家は国策推進の現場からは締め出されたり、おん出たりして「官」とは別個に活動されていますけど。 地方自治体に勤める「放射線取り扱い主任者免許」有資格者は、官の組織の一員として職務を果たさざるを得ない。科学的根拠のある意見を封殺し国から下りてくる指針に従わざるを得ず、悩む現役職員さんもいらっしゃるでしょうね。 ところで、昨日、標記報道がありました。 「警戒区域内で牛を飼育 研究目的、牧場を初公開」 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111102/dst11110223370035-n1.htm 詳細は「応用動物行動学会警戒区域内家畜保護管理プロジェクト専用ページ」 http://www.agri.tohoku.ac.jp/animal-welfare/pg490.html 「ノーキル」が売りの「希望の牧場」さんは相変わらず、延々と、ああ延々と同じ一つことを繰り返し、世の中に対する呪詛を吐き散らしておりますが、いっかな出来る範囲のことだけでも確かな形になりません。 私がノーキルに洟も引っ掛けないのは、非現実的で働きを示さないからです。神様が願いを叶えてくれないと永遠にだだをこねる悪ガキみたく可愛くない。
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