獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-201104-74

Re2:軽い眼振。何かできることは?
投稿日 2011年4月10日(日)08時22分 投稿者 チーママ

ちゅんちきさん ありがとうございます!

サザナミさん 
ちゅんちきさんは、現在進行形の形でEZ症が疑われるウサギさんをお世話なさっております。そしてかかりつけの獣医師は、長年EZ症に意識的にかかわってきた方ですので、一番現在の状況にそうアプローチをなさっていると思われます。私も逐次状況を追ってはおりますが、ちゅんちきさんの方がより身近なアドバイスだと思われます。
ちゅんちきさんのかかりつけ医さんも、最近は疑わしいという時点での検査はしておりません。(まぁ大体の所見で疑わしいことが判断できるからでもありますし、検査をしてもそれだけとは決められないということもありますので)

私のアドバイスは「かかりつけの獣医さんが、EZ症も視野に入っているか」「いざとなったら、処方薬をお持ちなのか」という観点からのものですし、ちゅんちきさんがおっしゃるとおりにいざとなったらすぐに投薬できるのか、ということを頭においてのお返事でした。飼い主さんも、EZ症について理解していただいて、パスツレラや内耳炎等の神経症状を発症する病気を頭に入れて、ウサギさんの様子を見てくださると、より些細な変化も気づきやすくなると思っております。

単に「それくらいなら、経過観察でよい」と断言できないのがウサギさんです。
そして何かあった場合には「これじゃない」「あれでもない」と削除法でアプローチしていくことになりますので、獣医さんとよくお話になって、理解を深めてくださることを願っています。

余談ですが、最近はテンカンというのも神経症状を考える上で頭に入れておくというお話もあり、すべてが検査では判断できかねるところもあり、ウサギさんの神経症状に関しては、ますます悩ましいところです。
ちゅんちきさんのおっしゃるとおりに、あまり神経質になって一番大事な楽しいうさライフが台無しになってもいけません。油断はしないけれど、日々は明るく楽しく接するというのが、結局はウサギさんにとって一番良いことだと思います。

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