ウサギ掲示板過去発言No.1500-202101-110
Re6:ウサギへのフロントラインプラス塗布後の症状 |
投稿日 2013年11月4日(月)17時00分 投稿者 ぴょんた
鯛子様・チーママ様 鯛子様、詳しい返信ありがとうございます。 悲しいことを思い出させてしまい申し訳ありません。 ウサギさん、たくさんの病気と戦って頑張ったんですね。我が家のウサギも鯛子様のウサギさんのように長生きできるよう、内臓系の病気に特に注意して見守っていきます。 ウサギにフロントライン(フィプロニル)を塗布した場合は、とにかく早急に拭き取り・シャンプーをしてフィプロニルの浸透を防ぐしか方法がないようです。鯛子様はウサギさんにとって最善の対処法をされたと思います。 私の場合は、夜にウサギの具合が悪くなり、薬を拭き取った方がいいのか悩み、結局4時間ほど放置してしまいました。もっと早く拭き取ればよかったと後悔しています。翌日の朝、新規で問い合わせた病院の先生から、「強制給餌等、早く対応をした方がいいです、命にかかわります。うちの病院が遠ければ近くの病院で早く対応してもらって。」と教えていただけたので、強制給餌・点滴の対応が出来ました。ご自身の患者ではないのに電話で対応してくださった先生に本当に感謝しています。 我が家のウサギですが、無事昨日の午前から自宅療養に切り替えました。 今のところ牧草モリモリ食べて元気です。 てんかんの発作も5日前を最後に、今のところ治まっています。 今後は定期的な血液検査・レントゲン等で経過観察する予定です。 チーママ様・鯛子様、色々な情報・アドバイス等本当にありがとうございました。 情報が集まらなくて不安な中お返事いただけて、心強かったです。 今後もこのサイトの情報を参考にウサギが元気に長生き出来るよう勉強をしていきます。 いつか、どなたかが困った時の為に今回の症状・参考文献等まとめて記載させていただきます。 (素人の覚え書きのため、あくまで参考に) ・フロントライン(フィプロニル)を塗布した場合は、患部を早急に拭き取る・ドライシャンプーする ・食欲がなくなる、沈鬱、排便量減少(ウンチが小さくなる)、てんかんのような神経症状が起こる ・静脈点滴、強制給餌等の対症療法を行い、毒素の排泄を促す ・効果は不明ですが、毒素を排出するため活性炭(コバルジン)を餌に混ぜ与えました ・血液検査の数値は、塗布7h後・2日後・10日後のいずれも正常範囲内でした。他の文献で、フィプロニル投与で死亡したウサギの血液検査数値も異常がなかったとの報告があったので、血液検査では異常がわからないかもしれません。 ・フィプロニルは長い期間体内に留まるようなので最低でも2週間程度は経過観察をする ・参考文献 Fipronil Toxicity in Rabbits 第95回農薬専門調査会 フィプロニル評価書(案) フィプロニル投与による中毒を疑ったウサギの1例
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |