獣医師広報板ニュース

爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-201911-10

Re9:ミドリガメの冬眠のついて教えて下さい。
投稿日 2010年2月22日(月)20時35分 投稿者 とこまだしよ

あの、きゅーという声は、息が狭くなった喉のところを勢い良く通るときに出る音だと思います。
私の父親の実家が鹿児島で、以前12月に行ったときに薄手のセーターで十分でした。
そのようなところでは、冬眠というか休眠状態で、言われているように温かい日などは日向ぼっこに出てきていると思います。
栄養状態が良ければ、そのような感じでも代謝が十分に落ちているので問題はありません。
冬眠という言葉から、眠らなくてはいけないようなイメージかもしれませんね。
いくらダンボールをかけて暗くしても、温度は変わっていないので(あるいはかえって高くなる?)、代謝と言う意味ではさほど変わりないかもしれませんね。
勿論動く分多少は明るい方がエネルギーを使うかな?
まあ、暗い方がゆっくりできるというメリットもありますが・・・。
「カメはこのように飼わなくてはならない」と言うのは、今回のお話のように寒い地方と温かい地方ではおのずと方法は変わってくるものです。
勿論、さまざまな基本(例えばザックリ言えば冬眠の意味とかの・・・、これも深く突き詰めると私も知らないことが多いとは思いますが)はありますが、それはあくまで基本であると言うことだと思います。
それを忘れて、マニュアルという変な概念にあてはめてしまうと、本来の意味の基本とは外れてしまうこともあるのではないかと思います。
この話は、詳しく言い出すとここでは表現しきれません。

最後に、そのような地方であれば、今回の処置は全く問題がないものと思います。
Ruruさんのように水に戻したときに、しばらく様子を観察されているところが大事ではないかと・・・。
偉そうなことを長々と並べてしまいました。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。