爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-201911-54
Re3:ツボカビ病の起源は、 |
投稿日 2010年12月30日(木)21時52分 投稿者 とこまだしよ
プロキオンさん これはあくまで個人的な考えであることをご理解ください。 ツボカビ病に関しては、当初パナマやオーストラリアで多大な被害が出て、 一気に世界中を震撼させました。 日本においても、1980年代にサンプル数が少ない状態での調査で、野生の ダルマガエルやニホンアカガエルの調査でのツボカビ病の検出はされません でしたが、数年前に飼育されていた外国産のカエルの斃死サンプルから ツボカビ菌が検出されて今回の大騒ぎになりました。 その後、日本の様々な地域からのサンプルで遺伝子調査が進み、海外からの 報告から、海外のツボカビ菌は限られたタイプしかないのに、日本ではそのタイプ を含み、その数倍ものタイプが存在することが分かりました。 また、本邦においては、爆発的な発生が多分殆ど報告されていないと思います。 このことからも、今のところイタズラに騒ぎ立てる必要は無いと思います。 しかし、最近ではラナウイルスの脅威も問題になっていて、 やはり、両生類(まあ、本来両生類だけではありませんが)の不自然な 大量死を発見した場合には、現場を荒らさずに(広げる可能性がある)、 最寄のコア獣医師に連絡いただけると良いと思います。 まだまだ、情報が必要な状況だと思います。 http://www.scapara.com/ 私はしばらく留守にいたしておりますのでよろしくお願いいたします。
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