最近、ネットでよく目にするのは日本のペット業界では１万〜２万頭ペットが死亡しているという記事である。
私もペットショップの動物管理をしたことがあるが、ワクチン一回目程度の日齢の犬猫を扱うので、ワクチンを接種しても発病することがあり、ジステンパーやパルボウイルス感染症の場合は致死的であったりする。
ペットショップはそのようなロスもコストに入れて営業をしていると言ってもいいとおもう。
まっしかし、彼らは彼らなりにロスは少ない方が儲かるわけで、獣医師の指導を受けたりしているわけである。
ペットショップはこのように統計が社会に出ているが、社会に出てきにくい感染症の死亡例がある。
それは動物愛護団体のシェルター管理である。
私が見聞きしているだけでもかなりの頭数がパルボなどで死亡している。
しかし、それを公表している団体もあるが、公表していない団体も少なくない。
公表している団体はおおむね運営費に対してもオープンである。
公表していない団体は、すべてが闇の中で、お金に関しても怪しいと思われる例がある。
そのような団体や支持者も堂々とペットショップがどうのと言うのである。
シェルター管理は簡単ではない。
まして、闇雲にレスキューと称して、隔離期間も置かずにシェルターの動物群に混入させれば、感染症はすぐに蔓延する。
派手な成果を誇っている動物愛護団体は、私はうさんくさく感じる。
動物はきれい事だけではないからである。
真面目にやっているところは、うまくいかないことも公表しているのである。