インスタント沼          |  
  
2009年 日本 コメディー
  
<監督>三木聡 
<キャスト>麻生久美子 ,   風間杜夫 ,   加瀬亮 ,   笹野高史 ,   松岡俊介 ,   宮藤官九郎 ,   岩松了 ,   松坂慶子 ,  松重豊 
  
<ストーリー> 
担当の雑誌が廃刊になり、会社を辞めた沈丁花ハナメ(麻生久美子)は、人生不運続き。ある時、自分の実の父親の存在を知った彼女は、彼を訪ねるが、そこは、怪しげな骨董品を扱う怪しげな店だった。その店主電球(風間杜夫)に、徐々に魅せられていったハナメは、自分も骨董店を開くことにするが・・・。
  
<感想> 
麻生久美子のいろんな表情が楽しめる脱力系コメディーです。 
彼女は、楚々とした古風な女性から、変な女の子まで、いろんな人物になりきってしまうところが、とっても魅力的。 
この映画でも、そこまでやるかーー!?みたいなことまでしてくれて、大いに楽しめました。
  
ストーリーも、とっても変。 
変な人たちも、たくさん出てきます。
  
監督・脚本が「亀は意外と速く泳ぐ」、「転々」の三木聡なので、この感じなんですね〜。 
脱力系が好きな人なら、楽しめる作品だと思います。 
ラストも、おぉぉぉーーー!!ってな感じ(^^)。
  
私が一番好きなところは、元気がない時に、テンションを上げる方法。 
そう、あの”水道の蛇口をひねる”ゲーム?!! 
あれは、テンション上がりそうだわ〜〜!(^^)。
  
ちょっと長い・・・と言っても120分ですが・・・せいか、途中で、少々疲れてしまいましたが、 
出突っ張りの麻生久美子のパワーは、たいしたものです。 
ファッションも、微妙に可愛い〜(^^)。
  
私には、考えつかないような行動と、思考回路の彼女たちに、呆れつつも、元気をもらえるような気もする、そんな映画でした。(2010.03.28)
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