お買いもの中毒な私!          |  
  
2009年 アメリカ コメディー・ロマンス    
  
<監督>P・J・ホーガン 
<キャスト>アイラ・フィッシャー ,   ヒュー・ダンシー ,   ジョーン・キューザック ,   ジョン・グッドマン ,   ジョン・リスゴー ,   クリスティン・スコット・トーマス ,   レスリー・ビブ ,   リン・レッドグレーヴ  
  
<ストーリー> 
園芸雑誌の編集部で働くレベッカ・ブルームウッド(アイラ・フィッシャー)は、買い物が大好き。カードで買い物を繰りかえして、とうとうカードの限度額を超えてしまう。しかも、仕事を失って、途方に暮れる彼女。そんな時、あこがれのファッション誌の編集部の面接を受けに行くが・・・。
  
<感想> 
この映画を見て、我が身を見ているようだ・・・と思う女性は、結構多いのではないでしょうか。 
私の身近にもいます、買い物中毒の人。家の中が洋服だらけになっているだけでなく、人にも、服をくれようとするんだから、ありがたいような、お気の毒なような(^^;。 
まして、カード社会のアメリカでは、まさにこの通りのことが、多くの人に起こっているらしいですね。一人で何枚もカードを持って、しかも限度額まで使ってしまい、支払日になって、びっくりするような人たち。レベッカのことを笑えない人が、たくさんいるのでしょう。 
その点、私なんて、気が小さいので、カードを使うのは、映画のチケットを買うときぐらいかしら(^^)。
  
でも、女の子だから、やはり、レベッカの気持ちも分かります。 
素敵な服があったら、欲しくなるし、”バーゲン”という言葉には、超弱いです。 
そして、買い物をするときのあの気持ちよさ!店員さんにちやほやされて、褒められて、頭を下げられる快感が、中毒になる原因のひとつでしょうね。いっそのこと、社会主義国のように、店員が無愛想なら、こんな中毒患者は出ないでしょうに(^^)。
  
ストーリーは、買い物中毒のレベッカが、そのために失敗を繰り返しながらも、立ち直ってゆく様子を、ロマンスを絡めて描いています。 
まあ、星の数ほどあるであろう、ラブコメの定石を踏襲しているので、可愛いヒロインのことを、ハラハラしながらも、安心して見ていられる映画でした。
  
主演は、あの「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 」のサシャ・バロン・コーエンと婚約中のアイラ・フィッシャー。まあまあ、かわいらしくて、よかったです。 
私の注目は、ダメダメ男を演じることの多いヒュー・ダンシー。今回の彼は、なかなかかっこよくて、今までのイメージを払拭してしまいました!(^^)。(2009,06,03)
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