意見交換掲示板過去発言No.0000-199712-353
ヒゲクマ先生、ご回答ありがとうございました。 |
投稿日 1997/12/30(火)15:50:19 KAORU
私の知識不足を恥ずかしく思います。 昨日は、香港の鶏たちが、生きたままゴミ箱に捨てられているシーンなどがニュースに流 され、思わず、あんなことを書いたのですが、後からよくよく考えてみると、やっぱり間 違った点がありました。 私が以前に見たのは、「耐性菌」であって、「耐性ウイルス」ではありません。ウイルス というものが分からないわけではないのに、簡単にそんな表現を使ってしまって、すみま せんでした。 私の勘違いの原因は、以前にNHKスペシャルで見た「結核」の耐性菌の話と、今回のインフ ルエンザの件が、ダブってしまったためです。 その番組は、「過去に克服したはずの病原菌が進化し、既存の抗生物質では通用しない耐 性菌が増えている」という内容のものでした。 その番組では、1つの例として、鶏に成長促進のために与える抗生物質の常用が耐性菌を 生んでいるのだと取り上げていました。 そして、勿論人間にとっても、抗生物質の多用は、新しい耐性菌を増やすことにつながる ので危険なのだと言っていました。それは事実ですよね?そのことと今回のインフルエン ザは、関係がないことは、よく理解できました。どうもすみませんでした。 それから、私としては香港の対策を批判したかった訳でもありませんが、全てが人間中心 主義みたいな傾向が、多くの人々にはあるように常々感じているため、ついあんなふうに 書いてしまいました。 大袈裟かもしれませんが、、ウイルスの存在自体が、「人間よ、奢るな」という神からの メッセージのようにさえ私には感じられます。 ところで、「レナードの朝」ですが、私も何度かビデオで観たことがあります。本当に感 動的で、私にとっても、お気に入りの映画の一つです。久しぶりに、また観たくなりまし た。 お礼に私からも"おすすめ"です。 先生は、「アルジャーノンに花束を」という話はご存じでしょうか。やはり医学がらみの 話で、とても心を打たれます。私は本と演劇で観ました。 映画にはなっていないと思われますが、もし、ご存じなければ、ぜひ! |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |