意見交換掲示板過去発言No.0000-199811-46
RE.エイズキャリア猫の発症の見分け方 |
投稿日 1998年11月11日(水)18時45分 田口正行
猫エイズ(FIV)も人間のエイズウイルスと同じような経過をとります。 FIVに感染したあとにしばらく続く無症状の時期。 全身のリンパ節の腫張などが見られることがある時期。 徐々に全身の感染症を発症してくる時期。 エイズ状態となり、難治性の感染症をおこす時期。 です。それぞれの時期はおそらく厳密に分けることは出来ないと考えられます。 人ではエイズの発症を予測するためにリンパ球の表面マーカーというものを検査しますが、 現在の小動物病院ではこの検査を行うことが出来ないのが現状です。 最近読んだ文献で、 FIVに感染していて外見上健康に見える猫の平均年齢が3歳、エイズに感染しているように見える猫の平均年齢が9歳 とありました。 猫ママさんの猫はまだ若いようにも思います。 FIVに感染していて、起こしやすい病気には口内炎以外に鼻炎などの上部気道の感染もありますよ。 |
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