最近、鳥を飼い始め、動物病院へ行き、考えさせられる事がたくさんありました。
　
　私は人を診てきました、複数の国で住みましたので、複数の国の医療事情を少しは
知っているつもりですが、この国では、
　患者と先生が一枚になっていないと、強く感じることがあります。
橋の両端にそれぞれが立っているような気がしています。
　私も最近動物病院の門を叩き、また友人の話を聞くにつけ、
これは何も人にかぎったことではないように感じています。
　飼い主が何故弱い立場にあるのでしょうか。
お金を払うのはこちらで、治療を受けるのは大切な家族だというのに。

　獣医師先生達は、もっと情報を公開すべきだと感じます。
料金にかぎらず、病気のこと、投薬のこと等など、納得がいくまで、
飼い主と話す時間が必要と感じます（そのようにしていらっしゃる先生方も
多いと思いますが）。
どうせ話してもわからないだろうというのでは、納得がいきません。
　また飼い主ががっかりするよな事を平気でおっしゃる方もいらっしゃるとか、
たぶん、そういうつもりで話されているのではないだろうと思いますが、
決定権を持っている先生の言葉かと思うと、言われている方は、がっかりもし、
どうしてこんな所にわざわざ来てしまったんだろうと、
情けなくなったりもします。
　ほんのわずかな言葉が想像もつかないほどの打撃を相手に与えてしまうことを、
私も体験し、言葉を選びつつ話をするようにしていますが。

　獣医師の方たちのなかには、もちろんすばらしい方もいらして、
私はうちの鳥の主治医をたのもしく思っているのですが、
人と人ですから相性もあるでしょうし、自分の納得できる先生を捜すということも、
飼い主の大きな宿題なのだと思います。

　飼い主のかたも、もっと勉強しましょう！
私も鳥を飼うまで鳥のことを知らず、なんとかなるだろうという、
安易な気持ちでしたが最近これではいかんと感じでいます。
　動物病院の先生にきちんとした説明を求めるなら、正しい治療を受けさせたいなら、
飼い主はそれなりに知っておかなければならない事があると感じます。
　また病院の先生にまかせっぱなしにするのではなく、飼い主としての、
考えを伝えるべきだと思います。
もしそれで、先生が気を悪くなさるのなら、それはしょうがないのではないかと思います。
お金を払うのは飼い主で、治療を受けるのは可愛いペット達なのですから。
　気の合う先生が見つかるまでじっくり探しましょう。

動物たちは、自分では病院を選ぶことも出来ませんし、
病気の知識もしらないでしょう。
そんな動物達の代わりに飼い主は先生をさがし、治療を受けさせなければ
ならないのだと思います。

　まとまりのない話でもうしわけありませんでした。