同じ猫飼いとして気になることがあります。
まずは「マグロのさしみ」ですが、マグロやカツオといった魚は
酸化しやすい不飽和脂肪酸を、たくさん含んでいるとご存知でしょうか？
大晦日だから特別のご馳走だったのかとも想像されますが。

頻繁に青魚を食べる猫の体内では、酸化を防ぐためにビタミンEが大量に消費され
その結果、ビタミンEの不足を招き、「黄色脂肪症」を起こすことにもなります。
青魚を単一素材としている缶詰（主に一般食）には、ビタミンEがあえて添加されているものの
偏食すれば害があるのは同じことです。
健康の基本は食生活からと申します。

つぎに、原因が解らないうちに吐き気止めを飲ませるのはどうかと.......
ほんとうに動物に詳しい薬剤師さんなんて、いらっしゃいますか？
もし何かに中毒を起こしていたとしたら、返って危険な行為でしょうに。

「自宅に帰ったら、伝染病であった場合の時の対処をするように言われましたが
やはり、飼い主としてそれはないと思いましたので、指示通にはしていません。」

ご自身でこのように判断された根拠はなんですか？？？
他の猫への感染防止と、具合の悪い猫の安静には、少しでも隔離したほうがましです。
たとえ完璧に室内飼いをしていても、感染する可能性のある病気はいろいろありますよ。
外出したときは、玄関前で靴を消毒して入り、お風呂で体を清めてからで
なければ決して猫に触らないし、窓も一日中閉め切ったままで、
予防注射以外に、猫を外に連れ出さないような飼い主さんのお宅を除いては。

「糸のかたまりのような物」についても、解明されましたか？
これから、他の猫達の健やかな成長を望み、病気や事故を未然に防ぐには
亡くなったモモちゃんの死因を、キチンと受止めることが必要だと思われます。