獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-199912-117

がんばります。でも・・・
投稿日 1999年12月17日(金)14時56分 MAY

HITOMIさん、お返事ありがとうございました。もう直らないのかと思うとやりきれない気持ちで仕事も手につきません。家に帰るときももし死んでたら、とか思ってしまい、本当に家に病人(動物)がいるのって精神的にも大変だとつくづく感じています。
ガム(うさぎ)は私とともに香港に住みつきすでに7年近くたっています。苦楽をともにしてきた家族がいなくなっていく気持ちです。
安楽死はできるだけ最後まで(痛みで耐えられなくなるまで)したくないのです。今はごはんもよく食べますし、足の怪我が骨まで見えるひどさなのになぜか痛そうにしていないのが不思議なのですが、一見上半身だけ見るとまだまだ元気なウサギです。この状態で命を絶ってしまうのは私にはできません。
うさぎは声らしい声を発しませんが、痛みに対しても発しないだけで、耐えているのでしょうか?人間だったら痛ければ食欲だってなくなるじゃないですか。ガムはなぜか食欲旺盛。神経が麻痺しているのかと思えば、さわれば反射運動はあるんです。
通っている獣医さんはかなりドライなお医者さんです。日本のように24時間救急対応とかもありません。ローカルの獣医さんなんかもっとそっけないくらいで、この7年何かあってもなるべく自分で本を読んだりして大事には至りませんでしたが、ガンではどうしようもありませんね。ガンとわかった時点で皮膚病の薬も外傷に対応する薬も出していただけませんでしたし。
また御意見を伺わなければならない時もあると思います。その時はどうか宜しくお願いします。ガムも最後までお家で家族一緒にいたいと思っていると信じてます。

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