もう一ヶ月近くも前の書き込みですので、ここに書き込みをして投稿者の方が
ごらんになるかはわかりませんが。
　翼様はなぜ、当時の状況をお知りになりたいのでしょうか？

　当時高校３年だったので、３月の２５日ほどまで約２週間、現地で
足を引っ張ってきました。そう、「お手伝い」とは名ばかりで、今も鮮明に
思い出すことは数あれどいかに自分が役に立たなかったかを思い返すと
あまり書きたくはないんですけど。
　私がお世話になったのは、まず最初は動物実験の廃止を求める会、略称JAVAから
紹介していただいた「ARK」という大阪の宝塚方面にある、イギリス人の
エリザベス・オリバーさん主催の動物愛護団体でした。
　何から書けばよいのでしょうね。従来からいらっしゃったスタッフ、震災を知って
参加したボランティア、多数いたはずですが、それぞれがどうもうまく噛み合わなかった
こと、あるいは私のようなぼけっとした役立たずがいたことも多分にあったのかも
しれません。私がそこを追い出された３月中旬には犬を１５０与頭、猫は１００匹
近くは抱えていたという記憶があり、中心のスタッフたちはそれこそ寝る間も
なく常に働いていましたが常に人手は足りていませんでした。
　預けられていた犬猫のどれぐらいが手放されたものでどのくらいが一時預かりだったのかは
わかりません。当時の記録があれば、「JAVA」か「ARK」に問い合わせていただければ
スタッフが答えてくれるのではないでしょうか。その当時のミニコミ誌（？）には
震災後飛び交ったうわさまで載っていましたので、そういうものも取り寄せられては
いかがでしょうか。
　ただし、「ARK」は「民間の善意」に頼って活動する団体でした。ネットで
この発言は非難を招くことは承知ですが、安穏と人の好意を当然のように
受けて恥じなかった幼い者として、できれば小額なり寄付をされてから
ミニコミ誌などは受け取っていただきたく思います。

　震災時は脱走した犬や、家屋の崩壊で迷子になった犬も多くいたようです。
そしてそれに乗じて面倒になった犬を捨てる人も。
　犬の名前はそれぞれ全部ではありませんが、鮮明に思い出す犬が
とてもたくさんいます。
　いろいろ思い出すこと、翼様がお聞きになれば答えられることも
たくさんあります。でもまあ今日は駄文をこの辺で打ちとめたほうが
賢明でしょう。
　「JAVA」はホームページがあります。
　被災動物の数など、詳しい数字を保存しているかもしれません。
　当時そういう情報があったことは確かです。