意見交換掲示板過去発言No.0000-200007-219
こばやし@千葉さんへ |
投稿日 2000年7月18日(火)03時13分 くららママ
うちにも交通事故に遭った猫がいます。ドライブ途中、事故直後だったのか道路の隅にうずくまっている生後3ヶ月くらいの猫を発見しました。そのまま、かかりつけの獣医に連れて行きました。「右後足骨折」ということで、手術してもらいました。手術後10日ほど血尿が続きました。足は「神経が繋がっていれば動く」とのことでしたが、残念ながら、右後足の麻痺と尻尾が動かない後遺症が残りました。でも、今は足を引きずりながらも、元気に他の猫達を追いまわして遊んでいます。ただ、感覚がないため、あちこちに足をぶつけながら走るので、危険なものを室内の床に置かないように注意しています。これは「足に怪我をさせないように」と獣医さんからのアドバイスによるもので、「傷を作り、そこが膿んだりすると、断脚せざるをえない」とのことでしたので・・・。今は、麻痺が少しでもなくなるように、他の獣医さんからのアドバイスもあって、毎日、マッサージと(遊びながら)後足で身体を支えるリハビリをしています。マッサージは背骨から尻尾の付け根までと、下腹部、右後足の肉球から付け根までを軽く揉んでいます。あと、右後足の筋肉を萎縮させないように、伸ばしたり縮めたりという運動をしています。事故から7ヶ月ほど経ちましたが、最近になって、マッサージ直後なら、少し尻尾を振ることができるようになりました。足は、相変わらずですが、あきらめずに続けていくつもりです。マッサージとリハビリを勧めていただいた獣医さんのところにも、交通事故に遭い、後足に麻痺のある猫がいるそうです。あきらめずにリハビリを続けていたら、10年経った最近、自分の後足で耳の後を掻くように、足を動かしたそうです。人間の麻痺した神経でも、1日に1ミリ復帰するかどうかだと聞いたことがあります。猫ならば長時間かかっても当然ですよね(?)。だから、私達はあきらめていません。不憫なのは人間が思っているだけではないでしょうか。猫は不自由な思いはしているでしょうが、不自由であっても、幸せであって欲しいと願っています。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |