意見交換掲示板過去発言No.0000-200010-194
石黒さんへ |
投稿日 2000年10月17日(火)20時13分 ume
家で飼われている犬はどんな種類で、何歳なのでしょうか? 片目だけでしょうか、それとも両目ともでしょうか? 緑内障ですが もし牛の目のようになってしまっていたり、眼内圧が結構前から 上がっていたりすると、残念なのですが、手術しても見えない可能性があります。 というのも眼内圧が高い状態を保ちつずけると光を感じ取る網膜という部分が やられてしまうのです。そうなると手術をしても見えない可能性があります。 一般に内科療法でコントロールするのが普通だと思います。(点眼や内服) それでもコントロールできずにまた犬が目を痛がるときなんかは、 外科手術の適応になります。 手術方法はたくさんありますが、大きく分けると2つで1つめは、 目の圧力を保つための液体(眼房水)を産生している毛様体という部分を破壊する 方法です。凍結したり、レーザーで焼いたりなどがあります。 2つ目は、眼房水の排出経路を作ってやる方法です。これによりいくらたくさん 眼房水が作られても、排泄されるので眼内圧をコントロールできます。 東京のほうなら目を専門にされている先生が結構居られると思うので、 そこに行って詳しい検査をされることを進めます.(目はまだ見えるのか?) 網膜電位をとることによって、網膜が光にまだ反応するかを見る方法です。 それでは、大変でしょうが頑張ってください. |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |