意見交換掲示板過去発言No.0000-200104-208
御教示ありがとうございました |
投稿日 2001年4月20日(金)08時13分 Suzuka
幡谷先生、Big1先生、御教示有り難うございました。 3年前、初回の(登録時の)狂犬病予防接種を受けた際に、かかりつけの 獣医師の先生に同様の質問をしましたら、 従来のウサギ・ヤギ等に免疫してその神経組織(脳・脊髄)乳剤から精製 したものを『不活化ワクチン』、ニワトリ胚細胞等から作ったものを『組 織培養ワクチン』と呼び分けていて、副作用は組織培養ワクチンの方が圧 倒的に少ないが、安価なので動物では『不活化ワクチン』を使っている、 と説明を受けたもので、獣医師の先生方の間で通例としてそのように呼び 分けているものとばかり思っておりましたので、大変失礼な言い方をして しまいまして申し訳ありませんでした。 御指摘の通り、現在市販されている狂犬病ワクチン製剤は分類としては みんな不活化ワクチンに相当するものですね。 まぎらわしい書き方をしてすみませんでした。 人間でも、主に海外で従来のワクチン製剤しかおいていない施設も多く、 暴露後接種の際に問題になっています。 (副作用の脱髄炎のことが非常に大々的に取り上げられていたため、 従来のワクチンしか置いていない施設の医師は、副作用をおそれて 暴露後接種をしたがらない逆に患者さんの方が従来のワクチンしか ないと聞くと接種を拒否したりするため必要な対応が遅れるなど) 動物用と銘打って市販されているかどうかは、ワクチン製剤会社へ 直接問い合わせてみることにいたします。 お忙しい中、大変御丁寧な御教示をいただきまして有り難うございま した。 |
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