人との共生をしているコンパニオンアニマルに、受けさせる避妊去勢手術は、どんなに理屈をつけても、人間のエゴだと、私は思っております。
犬猫が避妊去勢手術を自ら望んでいないからです。（言葉が判らないので、是非も問えませんが・・）
どういう理屈にしろ、決定をしているのは、飼い主である私たちです！
少し前にも書き込みをしましたが、飼い主が生まれた子の全部を、手放すことなく終生飼養育成する事が出来るのならば、自然なままでメスを入れる事も無いと思います。
メスは、自然の状態では、飼い主が望む、望まないに関わらず、妊娠という可能性があります。
オスについては、飼い主の知らないところで、他家の犬猫或いは野良を妊娠させる事もあります。
そういう中で、望まれない不幸な子を増やさないと言うことも、動物を人間社会で共存させる飼い主としての責任ではないでしょうか？

そして病気予防の為に手術をしたからと言って１００％、病気が予防でる訳でもありません。手術の時期や種別の体質などにも寄りますが、可能は残ります。
私は、今の子に、前の子のように老齢になって、癌や子宮蓄膿症での再々手術をさせたくないのと、万一生まれた子の生涯の幸せを確約出来ない為に、避妊手術をさせています。
飼い主のエゴと言われても、不幸な子を作らない為には必要な事だと思います。
みんなが、生まれてきた子の面倒を見ているのなら、保健所で殺処分される犬猫はいないはずです。
人間の子供だったら、多胎で生まれても、里子に出したり、捨てたりしますか？
生まれて直ぐに、成長を見ることなく里子に出される親犬猫達は不幸ではないのですか？
それこそ、人間のエゴやおごりではないのでしょうか？（ブリーダーさんには、他意はないです。）

手術は、獣医師の先生と良く相談してメスには、子宮卵巣全摘手術をお勧めします。
ある先生が、仰っておりましたが、麻酔が原因での死亡事故はあり得ない、あったとしたらミスだと申しておりました。
なぜなら、飼い主は、手術前の獣医の指示事項守り。
獣医は術前に健康診断（血液検査など）を行い、手術中にモニタリングを怠らなければ、患畜の変化は判るはずであると。

>獣医の先生方この意見は如何でしょうか？