意見交換掲示板過去発言No.0000-200106-145
猫の口内炎の治療について |
投稿日 2001年6月12日(火)12時51分 シッポナ
初めて投稿いたします。私の14歳になる猫が口内炎になりました。14年間大した病気もせずに元気に過ごして参りました。 今年の3月に口を痛がるようになり、開けて中を見ると奥歯と舌の間に小指の爪大のキクラゲのようなヒダヒダした物が両側に見えました。 口を動かすとそれが当たって痛みが出ているようで、すぐに切除して検査に出しました。 結果は「歯肉炎・好中球性・形質細胞性」と返ってきました。悪性所見は認められないとのことでした。 好中球と形質細胞の細胞の数が増数していますが、猫形質細胞性口内炎に見られる数ほど多くはないそうです。 切除してからは痛がることもなくなり、エサも少しずつ食べられるようになりました。しかし5月に入ってからまた口を痛がり始めました。 中を覗いてみると、今度は奥歯の更に奥の、歯の無い部分が真っ赤に腫れていました。 エサを食べられずヨダレを垂らすようになったので、仕方なくステロイドの内服を始めました。でも一向に良くならず。 2週間内服で頑張ってみたんですがエサを全く食べなくなってしまい、次の手段としてステロイドの歯肉内注射をしました。 麻酔をかけると言うことで血液検査をすると、14歳という年齢の割には内臓は良い状態でした。 注射をしてもらってからは少しずつ食べられる量が増えてきたんですが、1週間もするとヨダレが出始めて食が落ちてきました。 2週間目にもう一度歯肉に注射を入れました。しかし初回よりも明らかに効果が無いようで、ヨダレも止まらず口を動かすとギャァと痛がります。 仕方なく3日後にステロイドの注射の量を増やし歯肉に注射しました。その後はヨダレも止まり、口を痛がりギャァと悲鳴を上げることもなく、 栄養たっぷりのペースト状の処方食の缶詰を手からですがイヤイヤながらも食べてくれます。今まで食べていたドライフードは、 「ドライフード=痛い」という図式が出来てしまったようで、見ただけで逃げてしまいます。とにかくエサは私が手から上げないと食べません。 年を取ってからエサに我が儘になり、好き嫌いが激しく、しかも一粒ずつ私の手から食べていました。 そんな状態だったのに、昨日はアジの干物を皿から落としかぶりついていました。自分から食べるなんて・・・とビックリしました。 塩分の事が心配だったので、お湯でちょっと塩抜きしてあげたらバクバクと勢い良く食べました。こんな姿は久しぶりに見ました。 この子の体のことを考えたら、猫用のエサの方がいいんでしょうけど、この先長くは生きられないかも知れないと思うと、 体にそんなに害にならなければ、無理矢理食べさせるよりは好きな物を食べさせてあげる方がいいのかな・・・と思ってしまいます。 猫の口内炎と言ったら、原因不明で完治しにくいものが多いんですよね。この子はエイズも白血病もマイナスです。FIPは200です。 この先、再発したら歯肉に注射を打っていき、効かなくなれば量をどんどん増やしていく、食欲を維持させるには仕方のないことでしょう。 でもそれがこの子の体にどれだけの負担になってしまうんでしょうか?短期間に麻酔を何度もかけ、ステロイドの量も増えていく。 副作用の心配は?無いとも言えませんよね。他に何か良い治療法はあるんでしょうか? 痩せてきてはいますが14歳にしては体もしっかりしていますし、内臓もまだダメージは受けていません。散歩もリードをつけて行くし、 本当に元気なんです。口が痛くて食べられないと言うだけで、弱って行ってしまうのは可哀想でなりません。 出来る限りのことはして上げたいと思っております。何か良い治療法を教えていただければ、嬉しく思います。 説明が下手なために長々と書いてしまいましたが、宜しくお願いいたします。 |
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