今回の一連の狂牛病による日本の国内の被害は、
農林水産省管轄の枠内だけにはとどまらない事を私たちは認識しなければなりません。
肉骨粉、骨粉が国内においてどのような使われ方をしているかメディアでも取り上げていますが、
取り扱っている、もしくはいたとされる企業への影響は避けられない事と思われます。
早々と自機関での調査を終え安全宣言をしたところもあれば、他の物資に転換を余儀なくされた企業も多いはずです。
日本経済が低迷不安定である現在、この一件が株価の低迷、企業の負債増加、経営破たんなど、
経済にどのような悪影響を与えるか計り知れないのが現状だと思います。
また本日未明のアメリカの報復攻撃も、日本は蚊帳の外ではいられない出来事であります。
このような世界規模で物事が動いている時に、自国の力が弱まるような今回の深刻な問題には、
やはり政府は早急な手立てを打たなければならないのではないでしょうか。

そして私たち国民は何も知らず輸入肉骨粉、骨粉を牛を通して、また薬剤として摂取してしまっていたわけですよね。
皆、時限爆弾を抱えている気持ちを少なからず持っていると思うのです。
それに対してのケアも安易な安全宣言や、くだらない政治家のパフォーマンスでごまかされる事無く、
行われてもらいたいものです。