４月１日の　がぁこのままさんへ
掲示板は文字情報なのですから、実際に診療されている獣医師以上に疾病や怪
我の情況を把握することはできません。
このような場合は、他からどのような意見が出ようとまず主治医の意見が優先
されなくてはなりません。実際に診療していない者の意見が、診療している者
の意見より優先させるようではかえっておかしいと思いませんか？

主治医の先生の意見や治療方針に納得がいかないというのであれば、これは別
の病院へ行くべきです。
主治医の指示はこうであるが、他に何か良い方法はありませんかというのは、
ちょっと違うと思うのです。主治医の先生がそれを知ったら、あまり良い気持
ちはしないように思いますよ。


４月２日の　はるなさんへ
スツルバイトに対して療法食が処方されているのであれば、これはもう余計な
ものをたべさせてはいけません。
本来、療法食以外のものを食べさせていれば、効果が阻害されてしまいます。
一般食よりも高価な療法食を食べさせていても、他の食べ物を与えてしまった
のでは、なんの意味もありません。此の点はとても大切なことなので、一番最
初にそういう説明を受けていなくてはなりません。


＞意見交換へ御来訪のみなさん

私の知り合いの開業獣医師が、ネットにおける医療相談でひじょうに傷付いて
しまった方がおります。
飼い主がネットで　主治医以外の獣医師にいろいろ相談して、その結果主治医
の自分の治療方針にあれこれ言われたというのが原因です。自分としては、一
生懸命に診療しているのに、何故そんなことを言われなくてはならないのかと
嘆いているのです。自分の診療方針に納得がいかないのであれば、どうぞ他の
病院へ転院してくれというのです。
これはまあ、私がネットでレス付けをしていますので、「お前もそういうこと
を言っているのか」という意味合いもあるのだと思います。
そういういきさつがありましたので、私自身も「意見交換」からしばらく遠ざ
かっていました。
でも、狂犬病の集合注射がもう直始まりますので、またレス付けできなくなっ
てしまいますので、その前に多少なりともお手伝いを考えて復帰しています。

飼い主が、質問や疑問を投げかける相手はまず主治医でなくてはなりません。
コンピューターには手足も目や耳もついていません。ネットに参加していれば
いろいろな意見を聞く事はできますが、必ずしも実態を反映した意見とも限り
ませんし、事実の誤認もあると思います。
また、緊急時にネット相手の相談で事が足りるのですか？
ネットによる相談というのは、あくまでも限界があり、実際の医療現場がおろ
そかにされることがあってはならないと私は考えます。