意見交換掲示板過去発言No.0000-200206-44
Re:巣立ち雛の保護 |
投稿日 2002年6月6日(木)19時04分 GO
初めにお気持ちを害したらごめんなさい。 詳しいレスもつくでしょうから、その前にうるさいことを書きます。 多くの鳥が繁殖シーズンを迎えています。 鳥とはいえ、いきなり飛べるわけでもなく、 親鳥が見守る中で飛行練習を開始します。 巣立った直後の雛は飛翔力が弱かったり、 地面に落下あるいは不時着することが多いようです。 (付近に人間がいると親鳥は近づけません) その際に怪我をすることもあります。 人間がこのような状態を発見した時に 「大変だ!」と保護される方が多いです。 そこで本当に重要なのは、その雛を保護する必要があるか、 巣立ったばかりの雛を連れ去ってしまったのではないか、ということです。 ケガがないようなら近くの安全な場所に移動させる、 裸の状態の雛が落ちていたら近くに巣があるので戻してあげる、 たいていはこれで解決できるはずです。 もしケガをしているような場合、元の場所には行けない場合には、 お住まいの自治体の野生鳥獣保護窓口に連絡をしてみて下さい。 (獣医師広報板内にも連絡先ページがありますので記しておきます) 野鳥を飼育することは法律で禁止されています。 その野鳥を保護するという事は、その鳥の人(鳥)生に責任を持つことです。 自然では巣立ち雛の全てが必ず無事に育つわけでもないので、 自然に任せるという意味でも、見つけても保護しない、 ということも決して恥じるべき行為ではないと思います。 http://www.vets.ne.jp/wild/ |
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