我が家にも数匹このような子がいます。
個々でちょっとづつ違いますので、何が原因と言えないのですが、その子の性
格、育った環境など色々なものが合わさって出て来るような気がします。
猫というもの自体の元々の性格にそのようなものを感じる時もあります。
我が家で切っ掛けとなったのは他人が家に入ってきた場合。
気に入らない（恐怖心を持たされた人間に対して、それが人間から見ればそう
では無くても、猫から考えた時には不安だった）人間が家に入った場合。
他の切っ掛け、例えば自分以外に新しい動物が来た。
小さい時に好きでは無い事をされて、恐怖心が残った（人間から見るとふざけ
ただけかもしれないが）。
焼きもち、不安感、ストレス、恐怖心等の現わし方のような時もあるように思
えます。私の場合はこのような事が考えられたのですが、これも様々な環境と
切っ掛けと時の運のようなものが合わさった時にたまたま起きて、それ以降何
度か起きてやっと原因になるような事を把握して、その後環境を変える事でそ
の状態を招かないようにしたら起きなくなった、という感じです。
もともと人懐っこかったのですが、ある切っ掛け（縄張りというか、自分の安
心出来る場所を荒らされる）でその人間が恐怖の対象になった時最初の噛み付
き後足蹴り、引っ掻き攻撃が突然起きました。
その後、その人の声を聞くだけで唸っていましたが、しばらくしたらちょっと
忘れていました。その後子猫が来て、他の人が家に入ってその子猫にじゃれら
れた時ちょっと声をあげたら途端にそれまで子猫を無視していたのに、急に守
ろうとしてその人に噛み付き後ろ蹴り、引っ掻き攻撃を起こしました。
その後、この子は他人を家に入れられるのが恐怖を起こす事になるので、他人
は家に入れませんでした。
仕方なく入れる時は、その子を他の部屋に入れておいたりして出しませんでし
た。
犬でもそうなる子は居ますが、猫の方がそのようになったた時抑えがききませ
んね。程度の差はありますが、主人が帰ってきた時に誰よりも先に可愛がって
貰えないと主人では無く奥さんに噛み付く子も居ましたがその子の場合は焼き
もちが大きな原因でした。突然切れるという感じではありますが、その子にと
っては理由があるものです。動物の気持ちを考えて、きれる猫と決めないで、
理由があるから恐怖に襲われると思って原因を除いてあげる環境を作ってあげ
られるといいですね。
何度も繰り返すと余計頻繁にそのような行動に走って行きかねないとも思えま
す。
その子の性格と考えて、対処する何らかの道を見付けてあげて欲しいと思いま
す。
これはほんの一例ですから解決法にはなりませんが、一生その性格は持って行
くと思いますので、その子の性格を変える事を考えるより、そのような事が起
きない環境を作ってあげる事が出来ると安心ですね。