獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200306-149

マルチレス
投稿日 2003年6月19日(木)17時45分 プロキオン

6月18日の あかねさんへ
何年生ですか? 「どうぶつ(絶滅&独特関係)」という表現がなんともアン
バランスで年齢がちょっと分かりかねます。
う〜ん、ちょっと漠然としていて範囲が広すぎるように感じますね。こちらの
サイトへ訪問される方というと、やはり身近な動物の飼い主さんが主体になる
と思います。レスはつきにくいかもしれません。
文字道理、動物園関係にお尋ねになった方が近道かもしれませんね。


6月18日の みどとんさんへ
実施しれている病理検査というのは、病理組織学的検査なのでしょうか? そ
れとも細胞診なのでしょうか?
組織学的検査が実施されているのであれば、これは診断のとうりなのだと思い
ます。細胞診であれば、採取した部位がたまたま血液だけの部分であったとい
うことも考えられます。このような場合であれば再検査も必要かもしれません。

現実にどういう手法が取られたかが不明ですし、また、それだけで病院を変更
するか否かについてまでは言及できません。


6月19日の プー子さんへ
主治医の先生が「容態は落ち着いていれば、泊まりはない」とのこと。これは
まったくもってそのとおりだと思います。
人間の病院でも夜間の宿直で、研修医のアルバイトを置くということが普通な
のですから、個人商店であるほとんどの動物病院が宿直用のアルバイトを常在
させるとしたら、大都市以外ではおよそ不可能なことです。
宿直者が診療のできないペーパーのみの獣医師であっても良ければ、可能かも
しれませんが。診療をまかせることができる獣医師を別に勤務させるというこ
とは動物病院にとっても、人間の病院にとってもそれは大変なことなんですよ。
とくに動物病院においては、飼い主さんへの直接の負担となって跳ね返ること
になりかねない問題なのです。
1人の人間が持っている24時間という時間をどのように割り振って使うかの
判断は職業人としての良識にそって判断される限り、認められるべきことと考
えます。

お書きになられている内容を読む限り、プー子さんが問題にされる程のおかし
な点は私には感じられませんでしたし、ひっぱくした状態ともうけとれません
でした。

パールちゃんやsutemaru先生がおっしゃられているように、動物にと
ては獣医師は必ずしも歓迎されない存在であって、むしろ傍に居て欲しくない
という場面は、かなりの頻度で存在します。誰も居ない方がリラックスできる
というのもうなづけます。
獣医師についていて欲しいというのは、飼い主さんの持つ不安の現れのように
思います。営業トークであるのなら、「一晩中傍についていますから、安心し
て下さい」とニコっと笑ってみせて、そのままベッドへ行ってしまうこともで
きるのですよ。
主治医の先生は夜間診療も受けて下さっているわけですし、つきそいも必要無
いと判断を示されているわけですし、嘘や誤魔化しをしているわけでもないで
すよね。私には、むしろ正直で信用できる方のように受け取れます。
尊敬しろとは申しませんが、誤解は解いてあげて欲しいと思います!


6月19日の げんさんへ
4か月齢といえば、確かに思案のしどころというところですね。
でも、深刻に考えたところで、下りてこないものはおりてきません。むしろ、
あまり深刻にならずに、のんびりかまえてみてはどうでしょう。
私なんかは、精巣が腫大してくれた方がお腹の中をかき回して捜さなくても良
いとさえ考えています。小さな子のお腹に大きな傷を入れて、捜しまわるより
は体力のある状態で最小限の切開創で済ませたいと思っています。その方が本
人への侵襲も少ないはずです。
また、陰睾が必ずしも腫瘍化を招来するわけでもありません。その際には必ず
徴候が出現しますから、要はその徴候を見のがさないことです。


6月19日の あんさんへ
どうでしょう、もう病院へいかれましたか?
口から糞便を吐くという場合に、腸閉息以外に、「食糞後の吐出」があります。
こちらは病気でも何でも無いです。
腸閉塞の場合は、元気消失や沈うつがあり、かなりの苦痛が存在します。これら
の症状があるのであれば、一刻を争います。ネットでの返事を待っているべき
ではありません。
判断がつかないという場合も病院が優先です。なんでもなかったというのであ
ればそれに越したことはありません。病名が病名なので、心配です。


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