３月２６日の　こめさんへ
こちらの掲示板には過去ログの検索機能がついております。こめさんが質問さ
れた同じ内容の投稿もありましたよ。
まず、そちらに目を通されてみて下さい。何年で一人前になれるか、当然生活
を考えれば、気になる点ですが、実際に診療している者から見れば、その質問
は受け入れ難いものがあります。
つまり、何年何ヶ月で一人前になれると発言することは、自分はすでに一人前
であると認識していることになってしまうからです。ず〜と勉強なんです。
一人前と思ってしまったら、そこでもう終わりなんです。
何年ぐらいで食べていけるようになるかということであれば、これはあらゆる
条件によって変わってきます。一口に言えることでもないのです。


３月３日の　マコママさんへ
避妊済みの雌であれば、つきまとう雄を嫌って避けるようになるので、それと
なく分かるものです。
確実なところであれば、相談された先生のおっしゃったように妊娠するのを待
つのもひとつの手です。
私の住んでいたアパートに通ってきていた猫も避妊済みの雌猫のようでした。
２頭いたどちらも　共に雄猫をひどく嫌っていましたし、妊娠することもあり
ませんでしたので、あえてお腹を開くということはしていません。
たぶん、どちらも家出猫だったと推測しています。もっとも片方は今我が家で
飼育していますが。

とにかく、手術してくれと依頼されてお腹を開いた先生も知っていますが、別
の病院の先生にも来てもらって２人でお腹の中に子宮がないことを確認して、
証人になってもらったそうです。
そこまでするのもなんですから、もう少し、行動面からわかるようになってか
らでもよいように思います。


３月３日の　Ｍさんへ
回答はどのような術式でどのように実施されたかで変わってきます。ただ、当
初の説明にあった予想期間でおかしくないように感じます。
当初の予想がおかしかったわけではなければ、それが長引いているというのは
、遅延するだけの理由があるのでしょう。
手術の問題かもしれませんし、患者の問題かもしれませんし、新たな別の問題
かもしれません。第三者には分かりようがないことです。
術後の癒合が遅れているという説明であれば、経過確認のレントゲンが撮影し
てあると思いますので、そちらを見せていただけば納得できるのではないでし
ょうか。
もし、すでに見せていただいているのであれば、患者側の問題ですので、これ
は長引くかもしれません。同門の先生おところで、創外固定器を１年以上も装
着していた犬をみとこともあります。もっとも、固定がキチンとしていれば、
骨が癒合していなくても歩行は可能ですから、いたずらに長く入院していなく
てはならないということでもありません。
程度と主治医の先生の見解次第というところでしょうか。