獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200409-41

いくつか
投稿日 2004年9月6日(月)01時54分 投稿者 はたの

獣医師ではありませんがご参考まで。

ちぃさん。
かかりつけに、その個体の体重から必要量をきちんと算出してもらい、それを守るのが第一かと思います。そこにはたとえ1コであっても「オヤツ」も含めてもらって。
飼い主としては体重記録を。それをかかりつけに見せて必要な場合は計画を修正してもらうわけです。
体への負担を考慮しながらでなくてはなりませんが、運動として効果的なのは水泳、また寒い時期のゆったりした散歩です。運等消費というよりは寒さに対抗して体温を維持するための消費ですけれど。
そのあたりも含めて、かかりつけにしっかりした計画を作ってもらってはいかがでしょうか。

なびあさん
 プレーリードッグでいいのですよね?
 詳しい獣医師を見つけるのが第一ですが、見つからない場合、かかりつけに、さまざまな実験データが豊富にあるマウスやラットについての知見を調べてもらうのも一案だろうと思います。プレーリードッグはリスですし、リスはネズミと同じげっ歯目ですから、むろん種ごとの違いはあるにせよ、イヌネコよりは参考になる度合いが高いと思われます。
 とはいうものの、ご自覚のように終末期にあるのだとすると、治療の半ばは動物のため、もう半ばは飼い主の納得のためになってきます。かかりつけと相談しつつ、「それはまずいだろう」と言われないものは試してみる、というのでもいいかもしれません。何頭か飼い、ということは何頭か見送りましたが、あっけなく死んでしまうこともあれば超低空飛行で長く保つこともあり、かかりつけとともに首を捻ることが多かったと記憶しています。

ARTHURさん
 無為に待つよりは、眼科を得意としている獣医師に診察してもらうことをお勧めします。
 また、椅子やゴミ箱も含めて、家中の家具を固定することもお考えを。モノが動かなければ、記憶、足裏の感覚や反響音などで、室内であればある程度不自由なく歩き回れるようになりえます。イヌにとっての視覚は大切でないとはいいませんが、ヒトにとっての視覚ほどに大きな割合を占めるわけではありません。鳴くとか一人ではトイレにいかないとかは、飼い主が無意識にそのように仕向けている可能性もあります。

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