獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200502-218

次郎は入院しました。
投稿日 2005年2月26日(土)22時44分 投稿者 次郎の妹

こんばんは。ねこママさん、でさん、お返事ありがとうございました。
いろんな方がいろんな思いを抱えて、猫ちゃんとの生活をしておられるのだなあ、自分達だけじゃないんだなあと分かっただけでも、少し心が軽くなった気がします。

さてその後の報告です。
今日次郎は入院しました。再度、両親と話し合い、O動物病院に連れて行くことが出来たのです。これまでの治療経過を一通りお話し、次郎は血液検査を受けました。すると「ケトン体」は検出されず、血糖値も350と下がっていたのですが、腎不全を併発していたことが発覚しました。これまで通いつづけていたK動物病院では見つけてもらえなかったことでした。次郎の食欲がなかったのはこの為だということが分かりました。次郎は糖尿病ではなく、腎不全で命を落とす危険性があるという獣医の診断でした。ですので、まず腎不全の治療からはじめ、これがうまくいけば糖尿病の治療へ移行、本日次郎は入院となりました。「この猫ちゃんを助けたいと飼主さんが願うなら、私は獣医としてとことん全力投球します。私の目からみて、この子はまだ可能性があると思います。」という獣医さんの言葉に、両親はもう少し頑張ろうという気持ちになってくれたようです。
当面の課題である腎不全コントロールがうまくいくかどうかは、3日間ほどの入院生活の中で試行錯誤していただくことになります。

いずれにしても、熱意・誠意・愛情のある獣医さんに出会えたことで、私も両親も暗闇から一条の光を見出した気持ちです。久しぶりにみんなに笑顔が戻りました。簡単ですが、その後の経過を報告させて頂きました。

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