意見交換掲示板過去発言No.0000-200503-96
re金魚 |
投稿日 2005年3月12日(土)23時33分 投稿者 はたの
獣医師ではありませんがご参考まで。 プロキオンさんご指摘の可能性もありますが、季節柄、輸卵管の突出である、つまりごく正常な変化である可能性も見逃せません。 なお、キンギョは、少なくともその繁殖に習熟して個体の掛け合わせを考えるようになる(ランチュウの作出等)までは、2尾から殖やそうというのはムリがあります。同品種を10尾前後同居させていれば、輸卵管が多少突出して下腹部が肥えて来るのが雌、痩せたままで追星が見られるのが雄、というようにグループ分けしての雌雄判別に近づくでしょう。 このあたりの事情はコイ科魚類のかなりに共通していますので、キンギョに関する情報だけでなく、広く調べられることをお勧めします。 なお、うまく殖えた場合、個人では飼いきれない数になりますので、消耗していくかイト的に淘汰するかはともかく、かなりの数の死に直面することになります。卵や稚魚・仔魚を親魚が食うことも普通に生じえます。 稚魚・仔魚のエサを人為的に必要量確保するのも相当に大変です。 正直なところ、のめり込むおつもりがないのなら、大きな環境で多数をラフに飼って「殖えたらもうけもん」か、小さな環境で少数を飼うのなら鑑賞に徹するほうがお勧めです。 |
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