意見交換掲示板 2005年4月5日(火)14時53分

少し話題がズレますけれど。

　飼育がヒトのエゴなのはそのとおりですが、野生の原産地の小鳥の暮らしというのもなかなか壮絶かつ悲惨なものです。広範な調査はあまり多くありませけれど、断片的なものを総合すれば、いわゆる小鳥類では、生まれた個体の７８割は生後一年になる前に死亡し、親鳥も毎年２５パーセント程度の死亡率、という感じです。
　飼育下で１０年生きる小鳥は珍しくありませんが、野生で１０年生きる小鳥はほとんどいないわけです。

　むろん、反対の極としての「小鳥のプロイラー化」にも問題がありますね。

　この中間のどこでバランスをとるか、ということでしょう。
　飼育者としては、つい持ってしまいがちな「強い思い入れ」をどうやって自己規制できるか、いじくりすぎずにいられるか、であり、イヌネコの場合でも同じ抑制が求められるわけです。イヌネコでいいから小鳥でもいい、ではなくて、イヌネコでも小鳥でも強い思い入れを直接ぶつけるのは禁物。
　サプリの賢い使い方もまた。

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