意見交換掲示板過去発言No.0000-200507-66
集合注射の事故について |
投稿日 2005年7月6日(水)10時06分 投稿者 通りすがりの..?人目
日本の裁判制度もそのうち変わるということで もしかしたら今回のような裁判の裁判員?になる可能性は だれでもあるようなので、いろいろシュミレーション?してみることは 意義のあることだと思います。 そこで、まず大事なのは前提となることだと思います。また、 あくまでもこの場ではこういうときに..というような仮想?に対しての 意見の交換であるべき(実際のことについては不可)だとおもいます。 では、あらためて前提... 狂犬病予防注射の集合注射で獣医師が咬まれた。 その結果、7針を縫うケガを負い、10日ほど仕事ができなかった。 獣医師はその咬んだ犬の前に(威圧的?)立ちはだかり、 正面から注射しようとした。 飼い主は口輪など咬傷予防策はとっていなかった(獣医師も確認済み)。 ただその犬は咬傷事件の前歴はない(みるからに危険そうではない)。 狂犬病予防注射は法的に強制されており、集合注射は主に 動物病院にいろんな理由により連れてこれない飼い主さんのための 行政による住民サービス? 咬まれた獣医師は休業等の補償として100万円を飼い主に請求。 ...とりあえず、以上の前提であらためてみなさまのご意見を 伺いたいのですが..もちろん、その前に前提に意義・間違いがあれば ご指摘ください。やはり、なにかについて話合う・意見を交換する場合、 まず前提となることが一緒・共通でなければならないと思います。 一応 上記の前提を基に... まず、獣医師側に過失はなかったのか?あればその程度は? 飼い主側に過失はなかったのか?あればその程度は? そして、会場を設定した行政の責任は? 犬は基本的に咬むものでありそれを集めて注射をしようとすれば 咬傷等の事故は起こりうる...予見可能である。 最後に補償額は適切か?適切な金額はいかほどか? これらに対する私の意見は、 獣医師の過失は大。 飼い主さんの過失は小。 行政の責任は...それなりにあり。 補償額はやはりその人の収入そして役職?によってかわると 思います(勤務医と一人院長では違ってくると思います)... 実際の損失(治療費も含む)の1/3程度が妥当かも。 実際のところは(現時点では)弁護士そして裁判官がするものかと 思います。ところで、もし飼い主さんが補償できないとなったら.. 獣医さんはどうしたらいいでしょうね?やっぱり、我慢?それとも、 獣医さんが弁護士に相談して..飼い主さん相手に裁判? 行政は高みの見物? 個人的な意見として、やはり集合注射そのものにも問題があると 思います。そして、それを実質上放置している獣医師会?にも 責任があるような...。すみません、いまさらながら、 狂犬病予防注射事業の責任の所在?というのが いまひとつよくわかっていない...情けない。 |
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