意見交換掲示板過去発言No.0000-200511-15
糞線虫 |
投稿日 2005年11月1日(火)19時20分 投稿者 sutemaru
症状は幼犬に見られて、感染した時、体内を移行している時、最終寄生部位の小腸についた時期に併せて出ます。人や犬の小腸粘膜に寄生します。 感染は経口感染や経皮感染を最終宿主にしますので、経皮感染の場合は感染期に幼虫の進入部位に赤い斑とかゆみを伴う皮膚炎が出ます。 移行期には発熱、咳、呼吸が速くなるなどの症状が見られ(肝臓や肺を通過していくので)、小腸に着いた時には下痢、削痩、栄養障害、脱水などの症状が出ます。 また何かの原因などで経口感染した時や、宿主の体内で自家感染すると20〜40年位長期に寄生したり、寄生虫の増加などにより重篤な胃腸障害などの症状を起こす事もあります。 治療にはお薬を用いて行います。 検査は糞便検査を行います。 予防は経皮感染を防ぐため、その時期の虫体は適当な温度と湿度が必要なので飼っている所の乾燥や便をすぐ除去するように気をつけます。 |
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