意見交換掲示板過去発言No.0000-200604-204
アヴェネコさん |
投稿日 2006年4月23日(日)15時06分 投稿者 へっぽこ獣医
「アレルギーによる浮腫」ではなく「皮下気腫」でしょうか。 肺まで空気がながれてさえいれば 皮下にもれている分は時間がたてば吸収されますし、 損傷した気管も損傷が大きければ手術で縫合しなくてはいけませんが、 損傷がちいさければ自然治癒を待つ方法もあります。 しかし、現状で酸素テントにはいるほど重篤であれば呼吸が出来ていないことが考えられます。 診察している先生以外にはレントゲンもみないでどうこういえませんが、 状態は厳しいものかもしれません。 肺は空気を吸えているのか、肺も広がらないのか、 損傷部位は頸部気管だけなのか、胸部気管も損傷をうけているのか、 などにより予後、対応が異なってくると思われます。 なお、呼吸困難を呈しているネコは急な体制の変換で呼吸停止をおこすことがあるので、 慎重に扱わないと検査の途中で急変することがあります。
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