意見交換掲示板 2006年4月25日(火)23時07分

血液検査の内、いわゆる血球数の数値は不健康な場合はその病態の診断の
指標とはなりますが、元気で食欲もある子に対しては問題にしないものもあります。
例えば、元気であっても、赤血球やヘマトクリット値が低い場合は貧血があると診断し
精査をすすめます。
逆に白血球は多少低く推移する猫さんは時折いるものですが、だからといって
病気になりやすいとかということはないようです。
また、血小板は血が固まる時に最初に傷に遊走してくる細胞です。これが低い場合は
問題となりますが、高いからといって健康を害するものではありません。
また、猫の血小板数は機械で測る場合は、あまり信用度が高くないとも言われています。

猫伝染性腹膜炎をご心配されているようですが、どうしても心配がぬぐえないようであれば、
きちんとウィルス検査をなさってみてはいかがでしょうか。
外注になると思いますが、１週間ほどで結果は出ますし、同時に猫白血病や猫エイズも
調べられ、心配がとれれば、楽しく暮らせるようになるでしょう。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー