意見交換掲示板過去発言No.0000-200605-324
ガイドラインでの、肺動脈内寄生にたいする記述 |
投稿日 2006年5月29日(月)14時54分 投稿者 Big 1
以下は、AHSの情報に基づいて書かれたガイドラインの記述です。 急性症(VCS)ではないフィラリア症の場合についてのものです。 私は、この考え方に異論はありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− X線透視ガイド下ではフレキシブルアリゲーター鉗子を肺動脈幹部と葉間動脈へ挿入でき る。この手術の術中死亡率は非常に低い。肺動脈塞栓症の危険性が高い犬では、成虫駆除 剤の投与を始める前にできるだけたくさんの虫体を物理的に摘出しておくと全体的な存命 率および快復率は有意に向上する。摘出(吊りだし)手術が行える施設ならば、濃厚感染で リスクの高い犬ではこの方法が第一選択肢となる。しかしながら、この治療法を選択する 前に、心エコー検査で右心・肺動脈内を調べてアクセス可能な位置に十分な数の虫がいる かどうかをチェックしておくべきである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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