獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200607-233

かはらさんへ、避妊手術の件
投稿日 2006年7月23日(日)15時28分 投稿者 ゆず

一飼い主ですが、コメントさせてください。実は、今年の2月に私も同様に避妊手術の件でこのサイトを通じ皆様からご意見いただきました。そして手術を受けました。当時の私は、仔犬を獣医さんに連れて行くたびに手術をどうするかたずねられ非常に迷っていました。避妊目的ではなく、子宮系・乳腺系の病気防止のためでした。前の犬は避妊手術などしませんでしたが子宮系・乳腺腫瘍になったことも無かったし、これが自分、人間だったらと考えると、健康でまったく問題のない臓器をもしかしたらのリスクの為に摘出することなど考えもしないし、本来機能があるから備わっている健康な内臓を摘出することによって、体のバランスが崩れてしまうのでないかと思いました。私自身自然療法を好み、できるだけホリスティック獣医療をと希望する私にはなかなか決断できませんでした。ですが反面、やっぱり犬は犬、私達人間とは違い、体の不調を訴えることができませんよね。外見から見て調子が悪そうとか症状がでたときにはかなり症状が進んでしまっていたりします。今の犬をブリーダーに迎えに行った時、ブリーダーのところにいたマルチーズにお乳のところにオレンジ大のとても大きなこぶがあったので聞くと、乳腺腫瘍だが、心臓が悪くて手術もできないので仕方ないとの事でした。そして昨年末に病気で亡くなった愛犬の闘病生活の時に苦しそうな姿を見ている分、次に迎える犬を病気から守る最大限の事はしようと、家族の一員であるからこそ、悩んだ末に長い目で見れば将来的に犬を守ることになるのではないかと判断し、手術を受けました。そして、皆様からいただいたアドバイスを元にいくつかの獣医さんを回り、ここでなら安心して任せられると思える獣医さんに出会えたのでそちらで手術を受けました。私が手術前に悩んでいた理由に、前述の理由以外にも獣医さんによって異なる手術そのものに対しての不安感があったのです。どの手術も麻酔を使うし、リスクもあり、このサイトにもこれまでにも避妊出術や去勢手術で愛犬をなくした方の書き込みがあったと思います。私が2月に書きこみさせていただいたのも、よい獣医さん探しがテーマの本に、こんな獣医さんは要注意と書かれていた事を、まさに当時通っていた獣医さんからそちらでの処置として聞かされ、悩んでいたためです。ですが何人もの方からアドバイスをいただき、何件か獣医さんをまわり、この先生ならと思う先生に出会えたので手術しました。「健康な犬をあずかって何かあったらどうにかするには僕らの仕事だから」という一言が最後の決め手になりました。当たり前のことですが、この先生の姿勢が確認できたので安心したのです。とても長くなってすみません。よければ今年2月の過去ログの私の質問および皆様からのアドバイスをご参照くださいね。

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