意見交換掲示板過去発言No.0000-200608-304
Re 熱中症 |
投稿日 2006年8月29日(火)10時42分 投稿者 けりーずはうす
熱中症は、治療までにどの程度時間を要したかによって、予後つまり治療の成果が決まります。 一般的に、横になっていても、意識があれば、適切な処置をすればほとんど数時間で体温が平熱に下がりますが 他の臓器への影響によっては、後に後遺症として肝臓や腎臓の疾患をもつかもしれません。 私の経験では、とても大人しかった犬が、攻撃的になってしまいました。 意識が朦朧もしくは、喪失している場合の救命率は10%以下というところでしょう。 ここまでなってしまうと、多臓器不全などを起こしていることも多く、また、体温も不安定で 一旦下がり始めると、36℃まで下がったり逆に温めすぎるとすぐに39℃を超えます。 くぅままさんのプードルさんはどの段階で治療にかかったでしょうか。 また、現在は意識はある状態ですか?それとも、意識はあるが起き上がれませんか? 他の臓器への影響など主治医になにか現在の状況を聞かれてはいないですか? 熱中症にかかったことは、悲しいことですが、今は主治医を信頼しお任せするしかないでしょう。 しかし、現在の状況を把握しておくことは飼い主さんの務めでもあります。 きちんと説明を受けられた方がいいでしょう。
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