獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200609-115

Re 女の子のママさんへ
投稿日 2006年9月7日(木)17時54分 投稿者 けりーずはうす

そうですね。子宮はすでに長い間発情ホルモンの影響を受け、感染に弱い状態になっている可能性があります。
同時に切除する方がこの場合は望ましいでしょう。


>病院で診てもらう際、質問など気をつける点があれば教えて下さい。
>症状や避妊について基礎知識を得て診てもらおうかと思います。

もしも、今までの主治医のもとに行かれるのであれば、もう「避妊手術してください」と申し出られるのがいいでしょう。
なぜなら、獣医師によっては、こういった相談をよそにもちかけ、飼い主さん側から「これこれこういう訳で、こういった検査をしてください」
と言われると大変気分を害されることもあるでしょう。
その場合、今後女の子のママさんが主治医の先生と気まずい思いを避けるためですが・・
全く気にしない先生もいらっしゃるかもしれません。
お付き合い上、判断なさってみてください。
その際、発情が終了していないことが確認されれば、適切な処置(発情を終わらせる)の上、手術の相談と言う手順になるでしょう。

他院にかかる場合は、今までの経緯や他の意見を求めたことも含めてお話になれば、上記の手順での処置が施されるでしょう。

さて、避妊手術は現在この掲示板で活発に論議されています。
しかし、ほとんどの病院が、飼い主さんに「卵巣だけ切除しますか」という質問はなさらず
その病院の方針にのっとって行なわれるはずです。
ですから獣医師に、ここでの避妊手術はどういったものか、確認をとっておかれたほうがいいでしょう。

ちなみに、私は行き違いがないように病院の掲示板に、避妊手術は「卵巣子宮摘出術」と記載したものを張り出しています。



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