意見交換掲示板 2006年10月1日(日)17時09分

うちでは、炭酸ガスレーザーを使った処置(あえて手術と呼ぶほどのことでもな
いので)を実施しています。

眼瞼にできた腫瘤は、炭酸ガスレーザーだと簡単な処置ですむ場合があります。
蒸散処置や限局した切除で良い場合であれば、出血もほとんどなく縫合の必要も
ありません。

ですから、「レーザーは大げさ」ではなく、大げさにしないためのレーザーだと
もいえます。

プロキオン先生の心配しておられる眼への影響ですが、通常はあまり問題にな
りません。炭酸ガスレーザーの場合、水に吸収されるため、生食を含ませたガ
ーゼで眼球を覆うことで、保護できるからです。

このため、大人しい犬であれば、局所麻酔だけで処置することも可能です。そ
うでない犬でも、軽い鎮静をかけるだけで処置可能です。

なお、大きく切開して縫うのであれば、通常メスとの差はあまりないと思いま
す。むしろ通常メスで切った方が、癒合は早いだろうと思います。(数日の差ですが)

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