獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200610-59

疥癬について...RE emi さん
投稿日 2006年10月8日(日)00時25分 投稿者 X

まず、はじめに
疥癬の根拠はなにか?などとトンチンカンな投稿をしてすみませんでした。

気になって仕方ないのが、どこからうつったのか...
その仔犬の父犬も母犬も業者ではなく一般のお家の犬...
何だか責任を感じてしまって...
そのお気持ちよくわかります。
そこで、まず
たとえば(隣にいた犬から)飛んできたフケからとかでもうつっちゃうのか...
これはまずあり得ないと思います。が、絶対にないといいきる自信はありません。
ある本には通常は直接接触により感染するが、時には由来のはっきりしない
間接接触感染も起こるとあります。また、症状は感染後1週間以内で現れるとあります。

基本的に欠席裁判???のようなことはよくないと思うので、
なにかが責められている?とき当事者がいない場合は、
その責められている当事者をまず弁護・擁護することを考えます。
そこで、あらためて今回のことでいえば、
「ヒゼンダニは元々皮膚にいるもの」というのは、
実際に感染源がわからないこともあるのでそう言ってしまったとも考えられます。
またほんとに、いたかどうかについては....ほんとは見つけられなかったのに
とりあえず、疥癬の治療をとおもうことはあります。そこで、説明が面倒??なので
いたといってしまったかも・・(これはないかな・・・)。あと、
ここだけの話というかあくまでも私自身の邪推ですが、
院内汚染?による誤診もあるかと....器具等に(疥癬)ダニがついていて
それで・・ということは、あくまでも邪推ですかあるかと思います。
また、ほかのダニ(家ダニなど)を拾ってしまったということもなにきにもあらずかと。
やはり、いなかったものをいたということはまずないと思います。
特に疥癬の場合はそれなりの薬(ところで処方された薬は何なんでしょう?)
を使えば比較的簡単に治るので、
へんな?へたな??ウソをつくことはないように思います。

結局、もし本当に疥癬だったとして
感染源を特定することは確かに大事なことだとは思いますが、
現実的(実際に)それが特定できない場合もあると思います。
また、本当に疥癬かどうか...疥癬であるということは検査で
いえることはあっても疥癬でないといいきることは通常できません。
よって、疥癬の治療(だけ)をしてそれで治れば、本当に疥癬だったか(?)
ということになることもあるかと思います。また、反対に
疥癬の治療をして治らなかったら...やっぱり・・・となると思います。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。