獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200701-106

Re:Re:Re:Re:Re:Re:雌犬の乳腺腫瘍と避妊手術の関係について
投稿日 2007年1月19日(金)10時58分 投稿者 田中修

りんママ様 ノリ先生 プロキオン先生
 ご丁寧なご指導をいただき大変有り難うございました。
 過去ログの検索で疑問が一瞬にして払拭できました。
 即ち、雌犬の乳腺腫瘍は1000頭に2頭発症するというデータと、避妊手術を発情前に行うと0.05%に乳腺腫瘍が発症、2回目発情前では8%に発症、2回目発情以降は26%に乳腺腫瘍が発症するというデータとの関係が分からずお手数をお掛けしておりましたが、「2006年7月24日(月)15時38分山下貴史先生」の投稿に正確な答えがありました。「乳腺腫瘍は、元々女のわんこの500人(頭)に1人で起こるといわれています。その上で、最初の発情前に避妊をするとその確率がさらに200分の1(0.05%)に、1〜2回の発情の間で避妊するとさらに12分の1(8%)に、それ以降だとさらに4分の1(26%)になるということです。(原文、%は私が記述)」安堵致しました。全身の力が抜けました。
 この医療情報の関係を検証せず、避妊手術をしないと雌犬の4頭に1頭が乳がんになるとほとんどのインターネット情報に書かれております。これは社会に大変大きな不安を与えます。是非、正しい情報に訂正してほしいものです。私のように雌犬に手術をした年齢が3才ですと、いろいろ教えていただいている間、毎日が不安の日々でした。助けていただいて本当にありがとうございました。
 繰り返しになりますが、何故、発情が2回目以降の手術では4頭に1頭が乳がんになるなどと書かれているのでしょうか。不思議でなりません。私の犬は500分の1のさらに4分の1ですので2000頭に1頭の確率になります。 なお、教えていただいた情報は辞書を片手に一生懸命に読みます。

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