意見交換掲示板過去発言No.0000-200702-78
選択肢は増やしたいですね |
投稿日 2007年2月10日(土)11時47分 投稿者 チーママ
ふらりさんの情報提供は大事なことだと思います。また、それを安易に受け止めて素人判断で手に入れて使う危険性を危惧するみなさんの書き込みも大事だと思いますね。 私は「こういう薬もありますよ。知っておいてね」「その薬を使う時は、こういうことも考えてくださいね」というやり取りと、受け止めました。 苦しむ家族を少しでも良くしてやりたいと願うのは、獣医療でも人医療でも同じ。 そして今回のようなやり取りは人医療でもよくあることです。 看病する家族は「先生にとっては多くの患者の一人でしょうが、私たちにとってはかけがえのない家族なんです」と思いたくなる気持ちは、経験済みです。 「そんな方法が薬があったなら、何故選択肢の一つとして提示してくれなかったのか」って思いますよね。それ以来、医療に関する情報にはマメになりましたよ。 それは動物に対しても反映されていて、私も獣医さんに「こういうものがあるけれどどうなのか?」って良く聞きます。 そうすると「この場合にはこれこれの状態の時は使えない」とか「私としては、経験としてこうこうのデメリットを多く経験しているので、使いたくない」とか「これこれの状態までいったら使うしかないだろうけれど、今の状態ならこの治療法で行きたい」という、獣医さんなりのフィルターをかけていることが分かります。 それを聞いて、どう判断するかは飼い主の裁量だと思っています。 「なるほど。ではこのまま行きましょう」「そのデメリットは分かったけど、せめてこういう状態まではもって行きたいのでやって欲しい」「他の病院を探してみよう」と言うわけです。最終的責任は私自身にあると思っています。 その為にも、色々な情報はなるべく多く知りたいと思います。 ですから、今回の書き込みを見て「ウチもそうだわ。売っているものなら早速使ってみよう」と思う方がいたら、その結果の責任はあくまでもご自身にあると言うことを忘れずに。けっしてステロイドの依存性やリバウンドに出会って、「ふらりさんが書いていたから」と思わないでほしいと思います。中には一見同じ状態でも、根本原因が違うこともありますからね。注意事項は他の多くの皆さんがちゃんと提示しているのですから、リスクも認識した上で、できるだけ獣医さんと二人三脚で使うことが大事かと思います。
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