意見交換掲示板過去発言No.0000-200702-84
Re:Re:血統書について |
投稿日 2007年2月10日(土)16時41分 投稿者 プロキオン
もう少し、補足しておきますと、けりーずうはうす先生がおっしゃられている1つの発情期間内に複数の相手と交尾して、父親の異なる子供を妊娠してしまう現象は、かつては「先父遺伝」と呼ばれていました。 前の発情の時に交配した相手の影響が次の繁殖にまでも影響を与えて、見るからに今回の父親と異なる形質をもった子犬が産まれてくることがあると解釈されていたのです。 それゆえ、純血種の犬に雑種を交配させるなど、とんでもないこととして忌み嫌われました。 犬の精子は、次の発情期まで生存できるほどの能力はありませんので、けりーずはうす先生がおっしゃられていることが真相です。「先父遺伝」というような現象はありません。 ただ、せっかくの純血種の血統が汚されたという感覚が残っているので、先に私が述べたような「もう、うちの子ではない」ということに繋がっていくようです。
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